2012年9月6日木曜日

人工知能は星新一のショートショートの夢を見るか

見ねえよ。(と中二病タイトルに一人ツッコミ一人ボケ)

>「コンピュータは星新一を超えられるか」 
 人工知能でショートショート自動生成、プロジェクトが始動
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1209/06/news112.html

今日が星新一さんの誕生日なことが書かれてるかと思ったらなかった。

オンラインセッションのデータを人工無脳に食わせて、自分のサポートとしてNPCならぬNGMでマスタリングできないものかとか実験したことあったなー。データだけはちょっぴりだけど多分残ってる・・・かな?


モーツァルト楽曲のDBからモーツァルト風な曲を作曲って研究は古くからあったけど、

記事中の「ひらめきの法則」だったと思うが、アンリ・ミショーの「手術台上の ミシンとコウモリ傘の出会い」のように無関係なものの相関から話を作るのがショートショートのコツであると星さん自身が書かれてたから(例えば、宇宙船+狐憑きとか)、

ショートショートの本数という良質なデータボリュームが多くても要はその要素のシナプス反応での「発想」的な結びつけ方が肝心なので、
「その心は?」的な謎掛けにAIが対応できないとデータとアルゴリズム頼みでは難しいかも。

「コンピュータによる評価プログラム」というのを使われるそうだが、先の作曲が結局ランダム楽曲的でモーツアルト楽曲の持つ心地よさを持っていなかったので研究としてはまだしもコンテンツは見向きもされなかった事からも解るように、そもそもストーリーが面白いかどうかが機械には判断できないし、コンテンツだけならこういう駄文を書く私のような人間も掃いて捨てるほど地球には居るので、
akinatorのようなNETベースでの大勢が参加する人間のセンスでのチューニングができるシステムも必要な気がする。

http://jp.akinator.com/

開発者は何でも機械任せに無理にしすぎ。